送料無料（出品者負担） 即買いOKです。 幕末から明治にかけての四季草花蒔絵の一重箱です。 江戸時代は現在の正方形の重箱だけでなく、正方形と長方形の重箱があり、その名残が明治まで続きます。 このお品は長方形です。 蓋の表面は高蒔絵で描かれた桜を主にして、一部の花に研ぎ出し蒔絵という凝った技法が使用されています。 高蒔絵は、文様（桜）を漆や炭で盛り上げて金で仕上げた技法です。 文様が立体的になり、より豪華に見えます。 研ぎ出し蒔絵は、漆で文様を描いた後に炭で丁寧に磨くことで高蒔絵とは逆に文様が平面に仕上がります。 研ぎ出し蒔絵の上品さと、高蒔絵の豪華さが合わさって美しいコントラストが味わいとなっています。 全体的にキズや汚れがあります。 箱はございません。 天然木、天然うるし、本金使用。 洗浄し、消毒済みです。 発送は、らくらくメルカリ便（ヤマト宅急便）ですので住所氏名を知られること無く取り引きができます。